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住吉大社の御田植神事(毎年6月14日)

上の絵画は、尾林 正利が描きました。平成4年 (1992年) 6月14日に住吉さんへ写真取材して、それを引き伸ばした写真を参考にして、9月30日に仕上げました。なお、御田植神事のご由緒を知りたい方は、住吉大社さまのWEBサイトに詳しく書いてありますので、ご覧になって下さい。
梅雨入りと言えば、ぼくは60余年前(小学生だった頃)の大阪府南河内郡の田圃で、家族や親戚を総動員して田植えしている人々の光景が、今でも脳裏にハッキリと浮かんできます。1954年当時の大阪府では、上の画のように代掻きには本当の農耕牛を使っていました。農耕牛がトラクターの役目でした。60年前は、現在のようなエンジン付の乗用田植機なんて便利な農機は無かったのです。
お米は大切な主食なので、お茶碗に御飯粒が残って食卓から離れると、「お百姓さんが作ったお米を粗末にしたらあかん!」。
明治生まれの祖母から、時々叱られたのを思い出します。手で苗を植える田植えは、身体をくの字に曲げた状態で長時間作業しますから、かなり重労働ですよ。
上の絵 (プリント) を四つ切サイズの写真用紙(クリスピア) にプリントして、金属フレーム+マット紙+透明保護プラスチック板の額に入れて、マット紙にはサインし、1点送料込み17,000円で受注販売しています。すでに、大阪にお住まいの方や訪日されたアメリカ人や台湾人の方にも、お買い上げ頂いております。ご希望の方は、フォームメールの入力欄に、おたうえ と書いて、お名前とメールアドレスを記入して送信して下さい。追ってこちらから、受付のメールを送信します。額装サンプルをご覧になりたい方や初めて申し込まれる方は、管理人室のバナーをクリックして下さい。


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大阪市旭区生江・城北公園の菖蒲園

( 5月下旬〜6月中旬に開園 )


大阪市旭区の城北公園内には有料の菖蒲園があって、5月の下旬から6月の中旬にかけて凡そ二週間ほど午前9時半〜午後4時まで開園しています。普段は菖蒲園には入れません。
ここの公園には大阪市営地下鉄が通っていないので、地下鉄谷町線の天満橋駅、大阪駅前などから、「守口車庫前」行きの市バスを利用し「城北公園」で下車します。城北公園の北側は淀川の湾処(わんど)地帯で、大阪市内と思えない長閑な景色が楽しめます。菖蒲園には野鳥も飛んできて、水中にいるオタマジャクシなどを食べているようです。今回のトップページには梅雨空に似合う紫の菖蒲を掲載しました。
銭湯などでは、毎年5月5日に「菖蒲湯」に入って邪鬼を払う仕来りがあります。今年は久し振りに菖蒲湯に入ろうと思っていたんですが、コロッと忘れてしまいました。ところで、Canon EF70-300mm f4-5.6L IS USMレンズも、キレイにボケますね。



兵庫県加東市東古瀬の平池公園のハス



梅雨空に似合う花は、やはり蓮ですね。関西では兵庫県加東市の平池公園 ( 加東市東古瀬 ) のハスが美しく、水面に浮かぶ睡蓮も同時に観賞できます。ここには、2000年前の種から育てた「大賀蓮」も栽培されています。
大阪からだと、中国自動車道の滝野社インターで降りて南へ、すぐに着きます。JRなら加古川線の「青野ヶ原」下車して東へ4キロほど歩きます。取材した2007年では入園料無料の公園には、駐車場が二カ所あって、ドリンクの自販機もあって便利です。ここのハスはキレイで、朝7時〜8時頃が見頃です。花壇に柵があるのでハスには近づけず、フルサイズ・デジタル一眼レフなら、70-200mm又は70-300mmズームが必要です。三脚も要りますよ。バックのグレーは池の水の色で、今にも雨が降り出しそうな雨雲を反射しています。濁った泥水の中からこんな華麗な 花が咲くなんて、蓮って不思議な花ですね。悟りの境地に到達したお釈迦様しか解りません。



京都府宇治市 三室戸寺のアジサイ


次に梅雨空に似合う花は、アジサイですね。アジサイの花は、写真ではピンクの花弁に見える中心部の白っぽい小粒の部分が花なんです。
ま、調査したワケではありませんが、95%の日本人は、小さな花よりも大きく発達した萼 (がく) の紅色の部分を花だと勘違いしています。もちろんぼくも、アジサイの写真を撮る前までそう思っていました。アジサイは、花の常識から外れた、天邪久(あまのじゃく)な植物です。
土壌に酸性肥料を撒いて萼の色を青色にするか、又はアルカリ性肥料を使って萼の色を赤色にするか、アジサイを知り尽くす植木職人さんなら、お好みの色にコントロール出来るそうです。だから、花言葉に「移り気」という意味があって、恋仲の相手に贈る花ではないですね。
写真のアジサイは、平成20年 (2008年) 6月18日に京都府宇治市の三室戸寺 (みむろとじ) の境内で撮ったものです。大阪からだと、京阪特急に乗って中書島で宇治行きに乗り換えて「三室戸」駅で下車します。大型観光バスも数台駐車できる大駐車場もあって、クルマで行くのもいいですね。因みに三室戸寺から世界遺産の宇治平等院までは、擬宝珠のある宇治橋を渡って徒歩で20〜25分ぐらいです。昨今に鳳凰堂の補修工事が済んだので、寄り道するのも良いですね。宇治市の観光地には、宇治名物の抹茶ソフトクリームを売っています。それを舐めながらアジサイ見物...。平成23年に鎌倉へ行った時も、オバマ大統領の真似をして、抹茶アイスを舐めた後に、鎌倉大仏や鎌倉長谷寺のアジサイ園を見物しました。江ノ電に乗って極楽寺駅で下車し、急な坂道になった参道から由比ヶ浜を遠望できる成就院のアジサイもいいですね。アジサイは四方八方に深く根を張るので土壌が締まり、盛り土や斜面の土砂崩れを防止するため、アジサイを所有地に植樹する鉄道会社や寺院が多いようです。



奈良県高市郡 明日香村の棚田


上の写真は明日香村の「上(かむら)」という集落から夕日に染まる棚田を撮りました。この場所はアマチュアカメラマンたちのシューティング・スポットになっていて、名古屋からワゴン車に乗ってきた人もいました。カメラ雑誌に投稿して、賞金稼ぎ?
明日香村も少子高齢化が進んでいます。高齢で田植えする農家が減り、棚田が多い稲渕 (いなぶち) などでは、景観が損なわれる休耕田の増加を防ぐため、農家が主催する、「棚田オーナー制度」があって、休耕田を年会費を払った応募者にリースして田植えの指導、半夏至餅 (はげっしょうもち) 搗き、浮き草取り、案山子コンテスト開催、稲刈りの指導、収穫して精米した米の一部をプレゼント...などの農業体験ができる農業振興が行われており、県内や大阪府からの農業体験希望者をインターネットからでも募っています。幼い頃から農業体験すれば、食べ物の大切さが学べて、子供にとっても貴重な体験になります。
明日香村の稲渕では、6月の夕方になると、飛鳥川の飛び石付近で蛍も見られるし、昼間は田圃の上をトンボも飛び交っています。大阪市内に住んでいる少年たちは、目の前に飛び交っているオニヤンマやギンヤンマ、シオカラトンボ、デンキトンボ (コシアキトンボ) 、アカトンボなどを見たことないでしょうね。個人的には児童にゲーム機を与えて室内で遊ばせるより、虫網や魚網を与えて美しい自然が残る野山で遊ばせる方が遥かに健康的になると思いますが、2016年6月11日午前11時に平野区長吉長原西の路上で「赤とんぼ発見!」水田があるのでヤゴが羽化したんでしょうね。ぼくが中学2年生ごろまでは、近くの川で魚取りして、獲った魚は、水槽に入れて井戸水で飼ってました。当時は淡水魚を水槽で飼育するノウハウがなかったので、すぐ死にました。大人になって、三重県の鳥羽市に鳥羽水族館が出来て、鶴橋から近鉄自慢のビスタ・カー (※現在はビスタEXに進化) に乗って、見物に行きました。ここの水族館には、海水魚やアマゾンの熱帯魚だけでなく、日本の湖や河川に棲む淡水魚専用の滝壷を再現したジオラマ大水槽「日本の川」があって、急流に棲む渓流魚のイワナやヤマメ(アマゴ)、清流魚のアユやウグイが一緒に飼われて、元気よく泳いでいる姿に感激しました、大変素晴らしい見せ方なので、2時間ほど、この水槽の前で釘付けになりました。きっと、変人に思われたでしょうね。近々、「まわりゃんせ・シニア割引:60才以上の近鉄特急周遊券+観光施設周遊券)」を買って、鳥羽へ行きたいですね。

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記事・写真・WEBページ制作:尾林 正利
2016年6月6日

2016年の今年も梅雨の季節がやって参りました。
気象庁の発表では、近畿地方 ( 大阪府 ) の梅雨入りは6月4日で、昨年の梅雨明け宣言は、天神祭の宵宮 ( 7月24日 ) でしたが、2016年の予想では、昨年よりも3日ほど早まるそうです。

ま、梅雨という凡そ二ヶ月ほどの、北海道を除く東北地方から沖縄まで発生する雨期は、殆どの日本人にとって、うっとうしい季節なのですが、農家で水稲栽培されておられる方々にとっては、梅雨は田植えに欠かせない天の恵みなのです。
ぼくが現在住んでいる大阪市平野区でも、都市化によって農業用水の溜め池や水路が埋め立てられたので、地下水を電動ポンプで汲み上げて、狭い田圃に水を張り、乗用田植機で田植えしている農家の方もいらっしゃいますが、1反 (いったん=300坪) ぐらいの田圃なので、JAさんに売るための稲作ではなく、農地所有者さんの自給自足のためでしょう。

田植えの季節・・・そういうことで、毎年6月14日に住吉大社で行われる「住吉大社御田植神事」のスケッチを掲載しました。 この作品は外国人( アメリカや台湾 ) の方にも好評で、直売で数点売れました。ネットでも販売しております。

雨というと、ジャック・ドゥミ が監督した「シェルブールの雨傘 (Les Parapluies Ide Cherbourg)」というフランスのミュージカル映画を思い出します。 作曲は、日本でも著名なミッシェル・ルグランで、なんと台詞まで歌です。 「ウェストサイド物語」のような、一般のミュージカル映画は、オペラ・コミックと言って、歌唱の前後に普通の台詞が入りますが、この映画では、台詞まで歌唱になっており、レチタティーヴォ式 ( グランド・オペラ形式 ) のミュージカル映画です。シェルブールという港町にある 傘屋の看板娘ジュヌヴィエーヴを演じた女優は、フランスの名花カトリーヌ・ドヌーヴですが、残念ながらキャストの歌唱や台詞は口パクで、全員アフレコの吹き替えです。
ミュージカル映画で、吹き替え無しでOKな女優兼歌手は、「サウンド・オブ・ミュージック」に修道女見習いのマリア役で主演したジュリー・アンドリュースと、「南太平洋」で、主役の従軍看護婦・ネリー役のミッツィー・ゲイナーも吹き替え無しです。

シェルブールという街は、丘陵に囲まれ英仏海峡に面したフランス海軍の街で、海霧が発生しやすく、フランスで雨がよく降る地域として知られています。ワインの産地ボルドーに近いですが、シェルブールの雨傘をラストまで観ると、冬には雪も積もります。
ロンドンも雨がよく降る都市として有名ですが、フランスでも雨が降りやすい都市もあるわけです。
今年の気象は世界的に異常で、とくに、フランスの首都・パリの中心を流れるセーヌ川が、上流に発生した豪雨の影響で氾濫し、何と!世界一有名なルーブル美術館の庭園が冠水し、ルーブル宮殿の地下の貴重な美術品を急遽階上に移動させるため、休館になっているそうですし、広い美術館の床の絨毯が濡れると、絨毯の交換や補修にかなりの日数がかかると思いますね。

さらに、パリから南西に離れたロワール川の流域も大雨で氾濫して、ぼくも1975年に渡仏して、バスツアーで写真に撮った美しい「シャンボール城 (Châteaw Idu Chambord) 」も、テレビニュースで観ると、お城を囲む壕の水位が上昇して冠水していました。
昨今のフランスは、ISによるテロ被害と、100年ぶりの豪雨災害で、観光立国フランスの観光関係者には、セーヌ川やロワール川の洪水は、ショックでしょうね。

ところで、わが日本では、今年に入って6月6日まで、台風1号が未だ発生していませんが、このような気象事例は非常に珍しいことです。
しかし、梅雨と言えば停滞前線の居座り(雨を降らした積乱雲が雲散すると、その後に新たな積乱雲が発達して再び大雨を降らすバックビルディング現象)による、局地的な大雨 (集中豪雨) の被害も大きいのです。
梅雨が終わらないうちに、900hPa級のでかくて猛烈な「Typhoon 」が来るのではないかと、今から無気味な感じがします。

何しろ昭和36年9月16日に、900hPa級の「第二室戸台風」が紀伊水道を北北東に進んで大阪府を通過したことがあります。もちろん、通っていた高校が休校になり、僕と姉と祖母は自宅にいて、雨戸に板を貼って、第二室戸台風と対決しました。「あかん!」自宅は揺すられ、屋根瓦が次々に剥がされて宙に飛んでしまい...子供部屋の窓が吹き飛んで、勉強机の上にあった教科書やノートが反対側窓から飛散してしまい、姉が泣き叫んでいました。凶暴な唸りを伴う瞬間最大風速50m/secの(非常に強い台風)の風圧を直に体験していますので、停滞前線の積乱雲群と台風の積乱雲群がアベックになって来ないように願いたいものです。

このトップページの記事を書いている6月6日は、早朝から午後1時頃まで弱い雨が降り続いていて、自宅近くの学校や保育園のグラウンドが水浸し...。雨が降っていない平日のお昼どきは、生徒たちや園児たちの声が賑やかに聞こえるのですが、今日は、シーンと静まり返っています。

子供の声というと...5月28日の昼下がりに、北海道茅部郡鹿部町(かやべぐん しかべちょう) の駒ヶ岳の南東山麓にある公園で、北海道亀田郡七飯町(かめだぐん ななえちょう) に住む小学2年の男児 ( 7才 ) が、投石などの悪さをしたので父親が厳しく叱り、林道を通って自宅へ帰る途中で、お仕置きでクルマから降ろされ、暫くして戻ったところ、息子の姿が見えず行方不明になりました。
ご両親は警察へ通報。 "小事"のお仕置きが"大事"に至り、地元の警察署と消防署が、捜索隊員を動員して捜索するという大騒ぎになりました。

食料や飲料水、ケータイを持たずに山中での遭難は、72時間が生存の限界といわれ、自衛隊も捜索隊に参加し、イギリスのテレビ局もトップニュースで報道しました。
一週間後の6月3日朝に、陸上自衛隊駒ヶ岳演習場の宿泊施設に、別件で宿泊施設にミーティングのため訪れた陸上自衛隊の陸曹長が宿泊施設にいた男児を見つけて、先ず名前を訊き、おにぎりと飲み物を与え、ドクターヘリを呼んで函館市内の病院に搬送されて、軽い低体温症を治療するために入院。

ま、健常者が一週間も食事しなかったら、食べたいものを食べている夢をみますね。
目が覚めて、空き腹でご飯が食べられるチャンスがくると、食欲が優先してガツガツと食べたくなりますが、舌の味蕾感度が低下して普段より不味く感じます。そのような唾液の分泌が弱まった空き腹でいきなり、パンやご飯をガツガツ食べるのは、食べ物を誤嚥 ( ごえん=食べ物が気道に入って窒息)しやすく、喉が詰まってキケンなのです。正月にお餅を食べた歯の弱い老人が窒息死するケースが多く、新聞記事になっています。

だから、そういう時は、固形物を食べる前に先ず、牛乳500ccか又はポタージュ・スープなどで、ドライになった喉奥を滑らかにして食べ物を呑み込みやすくしてから、パンやおにぎりなどを食べるべきなんですが、この坊やは、空腹のあまり、いきなり、おにぎりを食べたそうで、最初におにぎりを呑み込んだときは、喉がもの凄く痛かった思いますよ。
洋食レストランなどで食事する時は、前菜に、のどごしの良いポタージュ・スープが出るでしょ。あれは、唾液分泌を促す役目もあるんです。だから、スープをお代わりするような大人は殆どいません。

さて、7日には退院するそうなので、坊やの元気な声が聞きたいですね。
7日の朝、看護婦さんに付き添われて、群がる報道陣に第一声...
インタビュアー:「今、何をしたいの?」
助かった男児「・・・野球です」。
わんぱく少年は、未だお仕置きのショックから抜け切ってないような気がしましたが、無事なのでホッとしました。 このニュースは内外のメディアなどで大きく報道され、子供への躾のため、置き去りのお仕置きについての意見が、賛否両論に分かれました。七飯町の小学校の対応が良くて「運動会」は延期。

ま、ぼくの幼い頃に比べると、この男児は、ぼくより度胸 (メンタル) の据わった子なのは確かです。
ぼくらの昭和生まれの世代は、祖父母も一緒に暮らし、明治生まれの祖母から「閻魔さん:えんまさん=生前に悪事をすると、死後に地獄に落とされる」の話しを何度も聞かされていたので、親の言うことを聞かず、薄暗くなった夕方まで遊んでいる子供は、閻魔さんが見つけて「(悪い子供を捕まえる) 人さらいが来るで」って教えられていましたからね。内心ではウソやと思っていても、親の躾には逆らえませんでした。

ぼくは小学3年生の頃に母の実家で寝小便して、祖母に叱られて玄関横の植木に藁縄で括られ、片方の親指に灸(やいと)を据えられ、泣きながら我慢したのを今でも憶えています。 それから、寝小便はピタッとしなくなりましたが、古稀超えてからは、祖母に据えられたお灸の効き目が消えて、残尿漏れすることが時々あります。情けないですね。
ま、どうでもいい芸能界の不倫ネタを、アーや・コーやと弄くり回して視聴率を稼ぐテレビ番組とか、玉石混淆のインターネットからの下らない情報が多過ぎて、今の子供たちは以外とシニカル (冷笑的) な目線で周りの大人を観察しており、それが親の権威を失墜させているような気がしますが、命に関わるようなお仕置きはNGですね。

2016年6月6日 記事と写真 尾林 正利

写真と記事の無断転載を禁じます。尾林 正利

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