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上の写真は、2012年4月9日に撮った醍醐寺 (下醍醐) の椿です。醍醐寺と言えば、壮麗かつ華麗な枝垂れ桜の大木と三宝院 (さんぼういん) 庭園で有名な寺院ですが、ここの枝垂れ桜が満開の時は、なんと椿も満開だったのです。しかも真紅の椿に勢いがありました。いずれ役に立つ時がくると思って、撮影しておきました。椿の記録写真を公開するのは初めてです。 ところで、椿と似た花に「山茶花(さざんか)」という"つばき科"の樹があります。 「椿 (ちん・つばき) 」は、木偏に春という字が入っていますので、春を象徴する花の一つですが、厚葉樹
(あつばき→つばき) が訛った当て字らしいです。
上のフォトイラストレーションは、1987年10月に大阪市北区の梅田と同年の11月に東京都中央区の銀座 (数寄屋橋) にあった富士フォトサロンで個展をしたときに出品した作品です。ぼくが考えたフォトイラストレーションを制作する時には、2台の4×5インチ判 (しのご) カメラのトヨビュー45Gとトヨビュー45M (酒井特殊カメラ製のビューカメラ) をスタジオにスタンバイし、45Gは実写用カメラ、45Mは自作の手描きのパターンを複写したり実写部分をマスキングするカメラにしました。 なぜ、2台のビューカメラが必要なのか?それは、複数の画像をモンタージュ (重ね合わせ)して、一つのイメージを制作するからなのです。当時は、ラスター画像の合成をコンピュータ上でオペレートするアプリケーション・ソフトウェアの Adobe Photoshopなんて市場に売って無かった時代です。 先ず、実写を撮る時に構図が決まると、45Gのピントガラス上にダーマトグラフで構図のフレームを正確にマーキングしておき、複写用カメラに実写用のカメラバックを装填して、手描きパターンと実写のフレーム合わせしてから、実写を写したフィルムホルダーをカメラバックに挿入して二重露光し、現像所でE6処理していただき、印画紙じゃなく、凹凸のあるバロン紙の質感を隠し味に出して絵画的な表現にトライしました。 「つばき」をご購入される方は、4×5インチフィルムの原板の色調とシャープさを忠実に再現した「四つ切」サイズのクリスピア・プリントをステンレス調の額に入れて17,000円 (送料込み) で販売しておりますので、ご希望の方は、フォームに「お名前」、「メールアドレス」、「 つばき 」と、ご記入してください。ご注文をお待ちしております。 作品販売についての詳細は左下の管理人室のバナーをクリックして下さい。
大阪市平野区にある大念佛寺も桜が美しい寺院です。桜が満開になったときにカメラを持って訪れました。すると、満開の桜樹に囲まれた花壇に水仙が植えられていて、ここの水仙も活き活きしていましたね。2012年4月8日撮影;Canon
EOS5Dmark2 EF24-105mm f/4L IS USM使用。
上の写真は、1987年に撮った作品でしたが、作風が「椿」と重なるので未発表の作品です。「椿」のアイディアを応用 (二番煎じ) したものです。これもカメラは2台のトヨビューをスタジオにスタンバイし、1台は実写カメラ、もう1台は自作の手描きのパターンを複写するカメラにして、2台のカメラでワンカットのフォトイラストレーションを制作しました。
(毎年6月中旬に一般公開される回遊式庭園で、大阪市営地下鉄車内の行事案内を見れば期間が分かります。写真を撮るなら花が瑞々しい午前中が良い) 大阪市旭区生江3丁目にある城北公園は淀川に近く、公園内に回遊式の菖蒲園に人気があります。ここの公園近くに駐車場がなくて、公園の周りにクルマを停めると駐車違反の紙が貼られてしまいますから、大阪駅前や京阪天満橋駅から大阪市営バスで城北公園へ行った方がいいですね。
これも1987年の個展に出品した作品です。アイリスは、花屋さんで売っていたものを利用しました。そのまま撮っては面白味に欠けるので、花の背後からスポットライトを照らし、透明感と奥行きを強調しました。右サイドから水をイメージする青いライト (舞台照明用のフィルター) を使ってライティングしました。 フォトイラストレーションの「アイリス」をご購入される方は、4×5インチ判原板の色調とシャープさをほぼ忠実に再現した「四つ切」クリスピア・プリントをステンレス調の額に入れて17,000円 (送料込み) で販売しておりますので、ご希望の方は、フォームに「お名前」、「メールアドレス」、「 アイリス 」と、ご記入してください。ご注文をお待ちしております。 作品販売についての詳細は左下の管理人室のバナーをクリックして下さい。
これは1992年10月25日に制作完了したイラスト作品です。1992年6月に絵を描くためのネガ撮りし、撮影の仕事が無い日にすこしづつ作業し、下書きに延べ8日、色付けに延べ7日も費やしました。回遊式の城北公園は、プロ・アマ写真家の被写体になるだけでなく、絵を描きたくなるモチーフです。この作品は色鉛筆で仕上げました。6月の菖蒲園には、鴨やサギが舞い降りてきて、ここへ来ると心が癒されますね。絵に描いた公園の左側 (北側) には、淀川の「ワンド (河川水量の増減で生じた池)」が見られ、景色もいいです。 イラストレーションの「城北公園の菖蒲」をご購入される方は、原画の色調を忠実に再現した「四つ切」クリスピア・プリントをステンレス調の額に入れて17,000円 (送料込み) で販売しておりますので、ご希望の方は、フォームに「お名前」、「メールアドレス」、「 しろきた 」と、ご記入してください。ご注文をお待ちしております。
(鉄道利用は姫新線の播磨徳久駅下車、ひまわりの情報は、佐用町役場南光支所で...毎年7月中旬が見頃) 関西方面で「ひまわり畑」を見たい時は、兵庫県と岡山県の県境にある佐用町へ行きます。鉄道よりクルマの方が早いです。中国自動車道の佐用インターで降りれば、ひまわり畑はすぐに見つかります。早朝は、太陽光線がまだ弱いので、ひまわりが下を向いてお辞儀していますが、陽が高くなると、花が上に向きます。実におもしろい花です。ひまわり畑に迷路を作って鬼ごっこ...小さなお子様連れの観光客が多く、百聞は一見に如かずです。佐用町南光では、お土産にひまわりの種子を搾った「サンフラワーオイル(食用や美容用)」も売っていますし、岡山県の湯郷温泉にも近いです。
これも1987年の個展に出品した作品です。ひまわりは、自宅で咲いていたものと花屋さんで買ったものを利用しました。そのまま撮っては面白味に欠けるので、印象派の画家、フィンセント・ファン・ゴッホをオマージュ(敬意)して、黄色に仕上げました。ライトには黄色のフィルターを掛け、背景や壺はアクリル絵の具で色付けしました。 フォトイラストレーションの「ひまわり」をご購入される方は、4×5インチフィルムの原板の色調を忠実に再現した「四つ切」クリスピア・プリントをステンレス調の額に入れて17,000円
(送料込み) で販売しておりますので、ご希望の方は、フォームに「お名前」、「メールアドレス」、「 ひまわり 」と、ご記入してください。ご注文をお待ちしております。
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